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    5月の子どもの日の文庫

    • 2013.05.07 Tuesday
    • 18:12
     りんご文庫 5月5日 R家にて 11時より

    5月のりんご文庫は、5日の子どもの日に行われました。当初の予定はヴィラ・パンフィーリ公園でのピクニック文庫でしたが、ローマは朝からあいにくの雨模様。急遽、R家にておうち文庫となりました。欠席のお友達は、一人のみ。合計4家族が集まり、6名の元気な子どもたちと共に賑やかな会となりました。

    開始時間は11時。悪天候の為、何人かのお友達が遅れて到着します。でも、子どもたちにとっては、この待ち時間も嬉しい遊びの時間。早速、男の子たちはサッカーゲームを取り出して、皆で夢中になって遊び始めました。全員がそろったところで、今日の係りのくじ引きをして、それから輪になって、皆で<いるかの詩>と<でんでらりゅうば>をジェスチャー付きで歌いました。

    Tくんが誇らしげにお話のろうそくの火を灯してくれた後、Aさんより春の俳句の紹介がありました。春は種を植えるのに適した季節です。この時期には(日本では)お花見などが盛んですが、その桜のお花だって、いつの日か誰かが植えてくれたもの、そんな思いを胸に<耕すこと>を詠った一句を選びました。子どもたちの心も同じようにたくさん栄養を受けて、豊かに耕されてほしい!という願いも込めて。



    耕せば うごき憩えば 静かな土 中村草田男> 耕すと土は生き物のようにむっくりと動く。手を止めて休むと、土もまた、静かに深く呼吸をしている。皆でリズムを合わせて、大きな声で一緒に暗唱をしました。短い文に季語を入れて、感情表現ができる<俳句>は素晴らしい。洗練された和の文化の伝統をしみじみ実感しています。

    さて、子どもの日にちなんで嬉しいサプライズもありました。Eさんの読み聞かせの前に、Mさんが美しい音を奏でるライヤーを演奏してく下さったのです。皆で<せいくらべ>と<こいのぼり>をライヤーの優しい音に合わせて歌いました。大きな鯉のぼりが懐かしいのは私たち母親だけですが、(中にはまだ鯉のぼりを知らない)子どもたちも一生懸命に歌いました。



    雨の日の文庫は子どもたちの心がざわつくのを感じますが、Mさんがライヤーを弾いて下さったおかげで?皆の心が一つにまとまり、落ち着きを取り戻しました。いつも以上にハイパーになっていた男の子たちも次第に静かになって、いつしか聞こえるのはライヤーの美しい音色の響きと外の雨の音だけに。

    そして、今日の一冊目の本に入ります。Eさんによる<ふしぎなたけのこ>(松野 正子、 瀬川 康男作)ぐんぐん伸びていく竹の子がテーマのお話です。子どもたちは話に夢中でどんどん絵本へ体を寄せて、前のめりな姿勢で聞いていました。自然の恵みに対する感謝と愛情が、民話風に楽しく穏やかに描かれていて、特に村人たちが心を一つにして一生懸命にたろを助けようとする場面は感動的でした。



    お次はMさんによる<イタリアの昔話>(剣持 弘子、 平田 美恵作)から<先に怒った者が負け。>子どもたちはイタリアで生活をしていますから、日本語でイタリアのお話を聞くのは嬉しいようです。途中で何度も笑いがこぼれました。えーどうして?というような展開もあり、ずる賢い主人を知恵で負かした末息子の活躍に夢中になりました。イタリアらしいユニークで明るい物語です。

    二冊ほど本を読んだ辺りで、時計の針は午後13時。子どもたちがお腹をすかせている様子なので、お昼の時間です。頂きまーす!と皆で手を合わせた後は、お弁当を広げて、パスタやおにぎりをそれぞれ黙々と食べています。でも、子ども心は遊びたい一心で、食べ終わった順にそそくさとリビングへ戻っていきました。Nちゃんは今日の俳句を描く(書く)作業を始めていました。



    男の子たちはサッカーゲームに夢中なのですが、面白いこともありました。皆、サッカーには感情がこもるようで、実践中継となると突然、仲間の会話が自然にイタリア語へ変ります。普段はこのメンバーで日本語で遊んでいますが、サッカーとなると突然、イタリア語の表現の方が感情を入れやすいのでしょう。

    子どもの日の習慣として、<せいくらべ>の歌を歌いましたから、子どもたちの背の高さも測りました。中には131センチ、132センチ、133センチとまるで団子三兄弟のように並ぶ男の子たちもいて、Mさんが小さな折り紙にきれいな虹色の色鉛筆で、それぞれの身長と今日の日付けを書いて下さいました。

    大人もそんな育ち盛りの子どもたちのエネルギーをゆっくりと見守り、傍で美味しいお食事を頂きました。いつもながらに有意義な時間でした。さて、この辺りから空が晴れてきました。太陽が顔を見せてくれた時、子どもたちの考えたことはただ一つ。お外へ行きたーい!そこで、お外時間をたっぷり設けました。皆で階段でグリコのゲームや縄跳び、サッカーなど思いっきり体を動かして遊ぶために。

    この時点でEさんご家族は帰宅されましたが、一時間のお外遊びの後、残りのメンバーは再びR家へ戻り、お楽しみのおやつ時間としました。皆、Eさんの差し入れの<どら焼き>を美味しそうにペロッと平らげます。ベルギーお土産のチョコレートやミラノお土産のフルーツゼリー、クッキー、お菓子も盛りだくさん。子どもたちが遊んでいる間に、大人もコーヒータイムをとる余裕もありました。



    おうち文庫は温かくて、リラックスできて、大人にとっても憩いの場です。この夏に文庫のメンバーの三家族がローマを離れることになり、皆でこうやって集まれるのもあと一回のみ。そう思うと尚更、熱い思いがこみ上げて来ます。子どもの喜ばしい成長を通じて、私たち大人も豊かになったと思います。

    最後に、今日の文庫の締めくくりとして恒例の<小さな世界>を皆で輪になってジェスチャー付きで歌いました。世界の何処へ行っても、文庫での楽しかった思い出は、(ローマに残るお友達にも)子どもたちの中でずっと生き続けるでしょう。今日もたくさんの素敵な本に出会い、母子共に満たされた思いをたくさん抱えて、家路に着きました。

    A.W 記

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    • 2013.05.07 Tuesday
    • 18:12
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      コメント
      はじめまして、私はインドネシアのバンドゥンという街で海外文庫のルマキタ文庫の運営を行っているKelapaといいます。こちらは、ICBAの海保さんに教えて頂いて全て拝見させて頂きました〜。

      同じ海外文庫ですが、国や運営する人が違うと同じ絵本を読んでいても全く別物になるんだなーと色々参考になりました。

      私も活動報告としてブログをやっているので、よろしければご覧ください>http://kelapa.blog50.fc2.com/
      もしFaceBookをやられているのでしたら、ルマキタ文庫の連絡の場としてアカウントがありますので、こちらも合わせてご覧になって見てください。>https://www.facebook.com/groups/229770320449871/
      • Kelapa
      • 2013/05/27 10:27 AM
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